嶺間御嶽nnimamutu
GUSUKUBE TOMORI
嶺間御嶽 | んにまうたき
- 別称
- ンニマムトゥ
- 地域
- 城辺友利
- 方角
- 南
- 祭神
- ヤマトガム・スマヌヌス、カンカ主、アマリファー
嶺間御嶽
集落のはずれにある見晴らしの良い丘から少し下って入った森の中にある御嶽。『御嶽由来記』によると、ある昔、友利村の背後にあるあまれ山の麓に小さな村があった。しかし突然の津波が押し寄せてこの村の人も家も流されてしまった。ただ一人だけ生き延びた「大津かさ」は山の上に小屋を立てて一人で暮らしていた。その頃、船が難破して東平安名崎の近くの宮渡浜に流れ着いた大和人がいた。彼は人家をたずね歩いてようやく「大津かさ」にめぐり会い、やがて夫婦となった。そして子や孫に恵まれ「あまり村」の村立てがなされたという。夫婦の住んでいた所の嶺間山も、あまり村もどの辺であったか定かでないという。
祭祀
- 旧1月 タスキニガイ
- 旧2月 クムイニガイ
- 旧3月 プーイニガイ
- 旧4月プーイニガイ
- 旧6月 タスキニガイ、プーイニガイ
- 旧8月 クムイニガイ
- 旧12月 タスキニガイ
- など